放射線業務(主にカテ室)に従事していた時、INEを知りました。何か認定資格を取りたいと思っていたので、挑戦してみる事にしました。
受験資格は、①看護師免許を有すること。②看護師としての実務経験を3年以上有すること。③IVR専門医またはCVIT専門医の下で100例以上の看護経験を有すること。です。また講習会の受講も必須となります。(詳しくはINEの公式ホームページhttps://www.jsivr.jp/INE/をご覧ください)
INEは血管系と非血管系の全ての手技の認定資格なので、当時、主にカテーテル室の勤務だった私は、非血管系(TV室や内視鏡を伴う手技)の知識が浅く大変でした。
ホームページに過去の問題集の提供があるで、それを基本にして、分からない部分は調べて勉強しました。
結果は無事合格。
専門医の医師は喜んでくれましたが、上司は無反応でした。
看護協会の認定じゃないから、病院には何の利益にもならないのでしょう。
病院からは一切お金は出してもらっていませんし、自己満足の世界なのだと思いました。
でも、某有名大学医学部付属病院の放射線部の看護師は配属されれば、この資格の取得を必須とされます。
かと思えば、某国立の研究センターは、そのセンター独自の資格が重要視され、INE資格は何それ?と認知されていませんでした。
医師の中でも専門医の取得にこだわらない医師も居ますし、それと同じなのでしょう。
でも、この資格を取得して、専門性を高められましたし、自己肯定感を上げることができました。
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